トイレがなんか臭い!下水臭の原因は?対策もズバリ!
2018/06/27
毎日毎日お世話になっているトイレは、きれいに清潔に使いたいものです。
そんなトイレに、身に覚えのないくさい下水臭の様な悪臭がたちこめたら大変!とても困ってしまいます。
来客があった時などはもっと最悪・・。
でも原因が解れば対策もすぐに出来るはず!
そこで今回は、自宅のトイレで下水臭みたいな不快な臭いがして困っている方に、実際に私がつきとめた意外な原因も含めてお伝えしたいと思います。
是非参考にしてください!
トイレが下水臭い原因は24時間換気が引き起こしたものだった
まず、私がつきとめた原因から。
近年の日本の住宅の特徴である「気密性、24時間換気」。
特に第3種換気方式(排気側が換気扇による強制排気・吸気側が自然吸気)を採用している住宅の場合、室内の空気が負圧になっていると言えます。
外の空気を取り入れる各部屋の吸気口のフィルターが汚れで目詰まりしていたり、いくつかの吸気口開閉ツマミを閉めたまま忘れていたりすると、トイレも当然の事ながら家じゅうの負圧が強まります。
さらにこの状態で強制排気のスイッチを最大にしたら、玄関のドアが吸いついて開けにくくなるくらい強まります。(窓が閉まっているのが条件)
そこで問題なのが「便器の水の流れかた」なのですが、さまざまなタイプがある中で我が家のトイレを例にします。
流した時に渦を巻きながら一旦底まで水が減り、「ゴォー」という音と共に押し出すようなタイプ(写真)などは、数秒間便器のトラップの水封が切れた状態になります。
通常は流れと共に空気も外へ押し出される仕組みなのですが、今回我が家のトイレの場合上記の理由で室内の負圧がかなり高まっていた為この数秒の間に便器から先の汚水管の下水臭を引き込んでしまっていたのです。
この時に鼻を近づけると、悩んでいた悪臭とまさに同じにおいが逆流してきました。
こんなところに臭い原因があるなんて・・。驚きです。
実際私の場合、数個の吸気口の開閉ツマミを閉めたままにしたのが原因でした。
対策は簡単!!
開閉ツマミをすべて元の位置に戻した後はすっかり解消され一安心。
恥ずかしいことですが、これに気づくのに数日かかりました。
便器は悪くありません。
私が悪いんです・・。
吸気口フィルターの目詰まりも充分その原因になりますので、定期的に清掃もしくは新品への交換をしてくださいね。
原因は他にも・・
手洗いなどの排水廻りも原因のひとつ
私の場合上記までで解決しましたけど、考えられる原因は他にもいくつかありますので参考にしていただければと思います。
トイレの便器もそうですが、水回りの排水口や排水管はすべて下水の悪臭が室内に侵入しないように、水のたまりによって絶縁(水封)されています。
- 普段使っていない手洗いなどの排水管はそのたまり水が蒸発してしまい、常時室内に下水臭が入ってきてしまいます。長期間使用しない水廻りには、忘れずに週1、2回はコップ2杯程度の水を流すようにしましょう。
- 髪の毛や糸くずなどが上の図2つ目のカーブに垂れ下がった状態で一晩経つと、毛細管現象によってトラップ部分の水が減り水封が効かなくなり、朝になる頃臭いが上がってくる事もあります。排水管を分解するなどして異物を取り除いてください。
- 蛇腹ホースと床の排水口の間に隙間がないか確認してください。隙間がある場合、そこから下水臭が上がってくることも考えられます。ホームセンターで臭気止めのアイテムを数種類販売していますので、サイズにあった物を選んで取り付けてください。ただしこの場合、屋外の排水マスにもトラップが設けられていることがあり、隙間を塞ぐと洗面台下のトラップとつながる事(二重トラップ)になります。排水不良になる事がありますので注意が必要です。
2階のトイレまわりの下水臭で悩まされた時の体験談
新築当時の事ですが・・。
2階で下水臭がひどくてかなり悩まされた時期がありました。
完全解決に至った体験談も紹介していますので参考にしてください。
下水臭ではなくて、オシッコ臭いと思ったときは?
もし下水臭とは違うニオイで、オシッコくさいなぁ・・。
と思ったら、
こちらの記事を参考にしてみてください。
自宅トイレ立ション禁止はあたり前!?新しい日本の常識をつくろう!
まとめ
トイレが下水臭い原因と対策を体験談を含めてお伝えしました。
あなたの悩みの解決につながると、とてもうれしいです。
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